チグアナ塩原
チグアナ塩原
Salar de Chiguana
チリとの国境付近のポトシ県にあるチグアナ塩原。 標高3650mに位置し、415㎢の広さを持つ。その中を国境のアバロア駅からウユニ市に行く鉄道が横切っている。この塩原には少しホウ素が含まれており、1900年代初めにヨーロッパへの輸出に利用された。
場所:ウユニ市から南西へ約195㎞、約4時間。
Google Map座標:-21.107336, -68.000409
エディオンダ湖とフラミンゴ
アルティプラーノの
湖群(メインルート)
Lagunas Altiplanicas
チリとの国境に沿ってオジャグエ火山から南に進むと五つの湖に到着する。北からカニャーパ湖、エディオンダ湖、チアル・コタ湖、オンダ湖、ラマディータ湖。特に観光ポイントとなるのはエディオンダ湖で、間近に野生のフラミンゴを見る事が出来る。因みに「エディオンダ」は「悪臭」を意味する。
場所:トゥルキリ湖から南西へエディオンダ湖まで約40㎞、約1時間。
Google Map座標:
Cañapa:-21.504280, -68.009771
Hedionda:-21.568527, -68.047636
Chiar Kkota:-21.586223, -68.062418
Honda:-21.619875, -68.062755
Ramaditas:-21.639491, -68.082069
カチ湖とフラミンゴ Photo by Okano
アルティプラーノの
湖群(サブルート)
Volcán Tunupa
ツアー工程によっては時間的都合等により、上記のメインルートの湖群を回らない場合がある。その際はサブルートとしてこの北から順にチュジュンカニ湖、パストス・グランデス湖(遠目に見えるだけ)、カチ湖、カラ湖の湖群を通る。この湖の中ではカチ湖で一番フラミンゴを見れる。
場所:トゥルキリ湖から南へカチ湖まで約40km、約1時間15分。
Google Map座標:
Chulluncani:-21.548826, -67.878911
Pastos Grandes:-21.645744, -67.791495
Cachi:-21.731541, -67.943172
Kara:-21.900633, -67.862992
悪魔の王冠 Photo by Okano
チャスコンの丘
(悪魔の王冠)
Cerro Chascon
(Corona de Diablo)
下からの見た目から「悪魔の王冠」と呼ばれるチャスコンの丘。カラ湖の西側に位置する。溶岩ドームの複合体でアルティプラーノ・プーノ火山群の最近の火山活動段階の一部である。メインドームでの爆発的な活動はほとんどなく、そこには10の連なった溶岩ドームを含んでいる。パストス・グランデス・カルデラ床に位置し、これらのドームは10万年前の浅いマグマの注入後に噴火した。最大のドームは5立方kmのボリュームを持つ。
場所:カチ湖から南へ約15km、約15分。カラ湖の横。
Google Map座標:-21.879669, -67.903918
アブラ・アマリージャの丘
黄色い小道
(アブラ・アマリージャ)の丘
Cerro Abra Amarilla
シロリ砂漠の中、チリ国境の山並みの中にみえるまだら模様。
麓には高級ホテル「タイカ・デ・デシエルト」がある。
場所:エディオンダ湖から南へ約33㎞。
Google Map座標:-21.918513, -68.092488
コロラダ湖と無数のフラミンゴ Photo by Okano
赤い(コロラダ)湖
Laguna Colorada
赤い水を湛えるコロラダ湖。長さ10.7km、幅9.6km、面積54㎢、湖周35km、ボリビア初のラムサール条約登録湿地である。平均水深は35cmと浅く、水は塩水で数千の渡り鳥、フラミンゴの繁殖地となっている。湖内の北東、南東部にはホウ砂の島がある。湖の赤い色は赤い沈殿物と数種類の藻類の色素によるもので、水の色調は茶色から強烈な赤色に変化する。湖岸には温水の湧き出ている場所もある。
場所:石の木から南へ湖南展望台まで約26km、約20分。ビジャ・マル村から南西へ約80km、約1時間40分。ポルケスから北へ約50km、約1時間15分。
Google Map座標:-22.198611, -67.778214
ヤレータ
アンデスの植物
Flora Andina
エドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区及び周辺ではキヌア、ヤレタと言ったアンデス植物を見る事が出来る。
キヌアはアンデス山脈の高地アルティプラーノにおいて数千年前より食用に栽培されている擬似穀物で、アワやヒエなどと同様に雑穀に分類されるが、今や栄養豊富なスーパーフードとして日本でも有名になり輸出用に増産されるようになった。キヌアの穂は品種により、赤、黄、紫、白など様々な色を呈し、直径約2mmの種子を一つの房に250-500個程度つける。
ヤレータは、セリ科の小さな顕花植物で、アンデス山脈の標高3,200mから4,500mに自生する。ヤレータは常緑の多年生植物で、年中葉を付けている。ピンクかラベンダー色の花は雌雄同体で昆虫によって自花受粉し、成長速度は1年に約1.5cmと推定されている。
場所:ウユニ塩湖周辺、ポトシ県南西部。
ソル・デ・マニャーナ噴気孔 Photo by Okano
朝日(ソル・デ・
マニャーナ)噴気孔
Gayser "Sol de Mañana"
ソル・デ・マニャーナ噴気孔はコロラダ湖とポルケスの間に位置し、標高4850mとウユニからイト・カホンに抜けるルートの中でもっとも高所にある観光スポットである。この地域は噴気と間欠泉といった激しい火山活動が特徴で、硫黄泉の一帯には泥池と泥が詰まった蒸気プールが多数ある。そのうち1つは加圧蒸気を発し、朝に最大50mの高さに見える。安山岩から流紋デイサイトに至るまでの中新世から更新世の物質が大量に露出している。
この地域では日本政府も協力をした地熱発電計画が進められている。
場所:コロラダ湖から南へ約28km、約50分。ポルケスから北西へ約22km、約25分。
Google Map座標:-22.434988, -67.757273
ポルケス温泉の朝日 Photo by Okano
ポルケス温泉
Aguas Termales de "Polques"
源泉38度と言われる天然温泉。岩で囲いを作った方の湯舟では砂地の床面からお湯が沸きあがっている。しかし日本人には物足りない熱さで(欧米人にとっては熱すぎるようであるが)、長時間使っていないと温もれない。何はともあれ外気が寒いので湯舟から上がればさっさと服を着ないと凍えてしまう。近年新しいもっと深いプール上の湯舟も作られたが、こちらはさらに湯温は低い。周辺には日本のODAで作られた更衣室もあるが(盗難要注意)、新し更衣室等も整備が進められている。
場所:コロラダ湖から南へ約50km、約1時間15分。ソル・デ・マニャーナ噴気孔から南へ約22km、約25分。ビジャ・マル村から南へ約110km、約1時間40分。
Google Map座標:-22.535694, -67.649073
アマリージョの丘 Photo by Yamanaka
黄色い(アマリージョ)丘
Cerro Amarillo
ダリ砂漠の西端の北側にみえる不思議な模様の山。
場所:サルバドール・ダリ砂漠から南西へ約9km、約10分。
Google Map座標:-22.618070, -67.788345
オフロード天国 Photo by Okano
オフロード
Offroad
エドゥアルド・アバロア国立アンデス自然保護区方面は一大観光ルートとなっており毎日多くの車が走るが、その中の道は車が走る事によって出来たといっても良いような道ばかり(一応未舗装路として整備されている部分もあるが)。そんなオフロード天国での激走は、これまた日本で出来ない体験。
場所:ポトシ県南西部