コルチャニ村内の食塩工場 Photo by Okano
食塩工場
Taller de Sal
コルチャニ村にある塩の精製工場。塩は塩湖内の山積みによって一次乾燥が行われた後、トラックで村の工場に運ばれてくる。その後工場の屋外で二次乾燥された後、工場内の炉の上で3次乾燥をして、ヨードを混ぜながら塩を粉砕機にかけて袋詰めが行われる。工場見学も出来ますが、チップをあげてね。
場所:コルチャニ村内。民芸品店街沿い。
Google Map座標:-20.302519, -66.938139
ウユニ塩湖周辺の珊瑚の化石 Photo by Okano
サンゴ礁の化石
Fósil de
los Arrecifes de Coral
ウユニ塩湖周辺、或いは宝石の道ツアーのルートでは、アンデス山脈が海底から隆起した証としてサンゴ礁の化石が見られる。珊瑚単体ではなく、サンゴ礁の大きな層として見られる。大半は表面を土で覆われてしまっているが、列車の墓場では珊瑚の層がはっきりと見て取れる。
コルチャニ村ではこの珊瑚を壁材等の材料として利用しているのも見る事が出来る。
場所:列車の墓場、ウユニ市周辺、コルチャニ村内等。
塩のブロックを利用した建物やモニュメント Photo by Okano
塩のブロック建造物
Construcciones de
Bloque de Sal
元々は建材ではなく、人里離れた車も入って行けないような場所で放牧生活をしている人に、家畜用の塩分としてリャマに積んで運ぶように切り出されていた塩のブロック。現在はそのブロックを観光用に利用して、モニュメントやホテルの建材に作っている。
場所:ウユニ市、コルチャニ村、ウユニ塩湖内等。
ヤレータ Photo by Okano
アンデスの植物
Flora Andina
ウユニ塩湖周辺ではキヌア、ヤレタと言ったアンデス植物を見る事が出来る。
キヌアはアンデス山脈の高地アルティプラーノにおいて数千年前より食用に栽培されている擬似穀物で、アワやヒエなどと同様に雑穀に分類されるが、今や栄養豊富なスーパーフードとして日本でも有名になり輸出用に増産されるようになった。キヌアの穂は品種により、赤、黄、紫、白など様々な色を呈し、直径約2mmの種子を一つの房に250-500個程度つける。
ヤレータは、セリ科の小さな顕花植物で、アンデス山脈の標高3,200mから4,500mに自生する。ヤレータは常緑の多年生植物で、年中葉を付けている。ピンクかラベンダー色の花は雌雄同体で昆虫によって自花受粉し、成長速度は1年に約1.5cmと推定されている。
場所:列車の墓場、ウユニ塩湖周辺等。
ガラクシアス洞窟内の海藻の化石
銀河洞窟
(ガラクシアス)
Gruta de las Galaxias
海藻の化石の洞窟と言われる。
場所:インカワシ島から南下しチュビカ村まで45km、約1時間。チュビカ村から西へ25km、約30分。
Google Map座標:-20.569279, -67.784287
地獄洞穴
地獄洞穴
Caverna del Infierno
海藻の化石の洞窟と言われる。
場所:インカワシ島から南下しチュビカ村へ向かう上陸地点付近まで42km、約1時間。
ウユニ市から西へ直接陸路で約170km。
Google Map座標:-20.606411, -67.583324
サン・クリストバル鉱山の露天掘り Photo by 住友商事
サン・クリストバル鉱山
Mina San Cristóbal
三井商事(三井商事が作った現地鉱山会社)が権益を持つ現在ボリビアで最も近代的かつ採掘が活発な鉱山。亜鉛鉱山としては世界第6位(金属生産量)、鉛鉱山としては世界第5位(同)、銀鉱山としては世界第3位(同)と、小規模鉱山が多い亜鉛・鉛・銀鉱山業界において、数少ない貴重な大規模鉱山であり、本鉱山からは、亜鉛精鉱1,300トン/日及び鉛精鉱300トン/日が生産され、そのうち、金属量に換算して日本の全輸入量の13~14%に相当する量が、日本向けに出荷されている(2010年現在)。鉱石は鉄道でチリの太平洋にあるメヒジョーネス港まで運ばれ輸出される。
場所:サン・クリストバル町から約10㎞。
Google Map座標:-21.102683, -67.210607
サン・クリストバル町の教会 Photo by Okano
サン・クリストバル町
San Cristóbal
かつては現在のサン・クリストバル鉱山がある山の上にあった町であるが、鉱山開発にあたり全額三井商事の負担により、町ごと現在の場所に移転前以上に整備された形で移転された。町の教会は移転前と変わらぬ形で復元されたものである。現在の町はサン・クリストバル鉱山での就業と深くかかわっており、町のインフラ整備はウユニ市内より進んでいるとさえ言われる。2泊3日ツアー等で休憩の為に立ち寄ったりする。
場所:ウユニ市から南西へ約90km、約1時間20分。
Google Map座標:-21.154320, -67.166165
ウユニ塩湖の北西にあるコイパサ塩原
コイパサ塩原
Salar de Coipasa
コイパサ湖の周囲を取り囲むボリビアで2番目(世界では5番目)に大きな塩原。標高3657mのアンデス高原の中央西部、ウユニ塩原の北西に位置し、縦横約50km×70km、2218平方km面積をもつ。西側はチリ領にかかる。表面の塩の厚さは1〜2mで、それが幾層にもなり最大の所では100mの厚さを達する。ウユニ塩原のように観光化はされていない。
場所:オルロ県。ウユニ市から北西へ直線距離約190㎞。
Google Map座標:-19.389144, -68.151957