ブドウ祭りの露店 Photo by Okano
ブドウ祭り
Vendimia de Uva
毎年2月下旬か3月上旬のある週末(ブドウの収穫状況に合わせて毎年異なる)、エル・バジェ・デ・コンセプシオンにおいて芸術祭と併せてブドウ祭りが開催される。
町の広場を中心にブドウの即売会が開かれ、街道沿いでは屋台が出たりする。またグラウンドにて国内外の有名アーティストを招いてのコンサートも開かれる。
場所:タリハ市内から南へベルメ方面へ向かい途中右へ入る。約27km、約40分。
Google Map座標:-21.695578, -64.653009
カルナバルで踊るチャパキータ Photo by Okano
カルナバル・チャパコ
Carnaval Chapaco
毎年2月頃はカルナバル(本来はカトリックの謝肉祭)の季節である。ことタリハのカルナバルに至ってはほぼ一か月もの期間、カルナバルのイベントが立て続く。中でも女性の為の祭りコマドレ(元々はスペインのアストゥリアス州発祥のイベント)はタリハ独自に会ったイベントであるが、今やボリビア各地でも行われつつある。カルナバル期間中は色々なコンテスト、イベント、仮装パレード、国内各地の民族舞踊パレード等などが行われる。
場所:タリハ市内近郊各所
Google Map座標:-21.533912, -64.734291
サンタ・アニータで売られるミニチュア Photo by Okano
サンタ・アニータ
(ミニチュア祭り)
Santa Anita
(Feria de Miniatura)
現在タリハのミニチュア祭りと思われるようになったサンタ・アニータ祭り。毎年7月下旬の約1週間、コチャバンバ通り、または青空市会場にて開催される。この祭りの起源は1884年5月14日と言われる。当時サンタ・アナの修道女が学問とキリストの教えを40人の女の子に教え始め、新しい学校創設の初年度を祝う為に、クッキー、お菓子、人形、人形の服など販売する屋台を開いた。この活動は学生との親交を深め、両者の関係をより親密にする事となった。こういった成り立ちであるが、現在の祭りの出店物を見てみると、なんでもありのただの屋台横丁になってしまいつつあるのが残念である。
場所:タリハ市中心街のコチャバンバ通り及び、ラパス大通りを北に行ったペドロ・アントニオ・フローレス地区の青空市会場。
Google Map座標:-21.519986, -64.715577
サン・ロケ教会とチュンチョス Photo by Okano
サン・ロケ祭り
Fiesta de San Roque
8月中旬から9月中旬にかけての1か月間、国の「宗教文化遺産」にも指定されているタリハで最も重要な祭り、サン・ロケ祭り。サン・ロケ(聖ロクス)は古くからヨーロッパでペストの守護聖人と知られていたロケは若くしてローマ巡礼を旅し、ローマでは当時流行していたペスト患者の看護にあたった。ロケが患者の頭上に十字を切ると患者はたちまち癒えたという。やがてロケ自身もペストにかかったが、犬が食べ物を運んできたり、舐めてくれて、ロケのペストを直してくれたという伝説がある。
植民地時代、タリハにおいてハンセン病(ペスト)が流行した際、この地の人はサン・ロケに病気払いの祈りを捧げた。その後この病気は無くなり、人々は毎年サン・ロケへの感謝と祈りを込め、サン・ロケ祭りとして伝承された。祭りではチュンチョスと呼ばれる色取り取りの羽毛のターバン、真珠、絹のマントで着飾った信仰者が踊りを捧げる。チュンチョスは自身の踊りと引き換えにサン・ロケの神に自分自身や愛する人を病気から癒してもら事を祈る。
場所:サン・ロケ教会から市内各地区の教会への往復。
Google Map座標:-21.529375, -64.733128
チャグァヤへ向け歩く巡礼者 Photo by Okano
チャグァヤ巡礼
La Caminata del Santuario Vilgen de Chaguaya
毎年8月15日から9月14日の間、タリハ市から約50数km南のアニセト・アルセ群にある小さな集落チャグァヤへ向け、国内外の人が一晩かけて巡礼を行う。1750年、この地に聖母マリアが出現した事に起因し、チャグァヤの聖母を祝う。多くの人は徒歩にて巡礼を行い、道中に通過する集落、トロモーサ、パンパ・レドンダ、トゥナル、デスエンボケ、フンタス、モジャールでは巡礼者の為の休憩所、食事等が準備される。近年、巡礼の道も舗装が進み、歩き易くなった。
場所:タリハ市内グアダルキビル川沿いのガルシア総合運動公園から徒歩で南へトロモーサ経由で約52km、約18時間。車でだとコンセプシオン経由で約55km、約1時間、パドゥカーヤ経由で約67km、約1時間10分。
Google Map座標:-21.868005, -64.823429
グアダルーペ祭り
聖母グアダルーペ祭り
Fiesta de
Virgen de Guadalupe
毎年10月の第一日曜日、タリハ県オコンノール郡のエントレ・リオスで聖母グアダルーペ祭りが行われる。この地域の部族闘争と和解、そこから聖母への祈り至った歴史を起源とする。祭りではクーニャス、マタコス、ネグラス・サンケーラス、チリグアーノスの民族に扮し、祭りを駆け巡る。
場所:タリハ市内から南へベルメ方面へ向かい途中右へ入る。約85km、約2時間20分。
Google Map座標:-21.525770, -64.171845
クリスマスの電飾 Photo by Okano
クリスマス・チャパカ
Navidad Chapaca
11月下旬にもなれば、タリハ市内にある沢山の公園や広場、通りがクリスマスの電飾で飾られる。イブの深夜0時にはいたる所から花火が打ち上げられ、モト・メンデス展望公園へ行けば打ち上げ花火を上から見下ろせる。また飲食店等ではクリスマスパーティーを開く所もある。
場所:市内各公園など。
Google Map座標:-21.533912, -64.734291
雨季の満水でダムから溢れ出す水 Photo by Okano
サン・ハシント ダム
の放水
San Jasinto
1978年に完成したコンクリート・アーチ型ダム「サン・ハシント ダム」は発電、および観光目的で作られた。現在は農業用水にも利用されている。
2月頃の雨季の一番雨の降る頃、ダムの水位が一杯になるとダムからの豪快な自然放水が見られる。この自然放水は雨の降り具合により時期は毎年違うが、放水が始まってから長くて2週間しか見るチャンスは無い。
1996年には貯水量を上げるためのゴム風船の設置が行られた。このゴムは日本製らしい。
場所:ウユニ市内から南へ約9km、約20分。
Google Map座標:-21.601728, -64.726676
ヤマハのサポートカー Photo by Okano
ダカール・ラリー
サポートカーの中継地
Rally Dakar
最近は毎年ボリビアもコースに入っているダカール・ラリー。2016年に一度だけタリハがラリーサポートカーの中継宿泊地となり、ラリーカーさながらの車両がタリハ市内を沸かせた。その際は空港敷地内の空き地がキャンプ地として用意された。
大粒の雹 Photo by Okano
降雹
Graniso
乾季から雨季に代わる最初の時期、大きな雹がタリハに落ちてくる。
放牧されている家畜が脳天に雹を食らって死んだり、車や、建物の屋根にも大被害を被る。
場所:市内・近郊など。