コンセプシオンのワイン酒造での食事 Photo by Okano
バジェ・デ・
コンセプシオン
Valle de Concepción
ブドウとワインの産地として有名なコンセプシオン。バジェとも呼ばれる。正式町名はウリオンド。ワイナリー巡りでのワイン試飲や、ワイナリーに併設されて食堂で郷土料理を楽しんだり出来る。
場所:タリハ市内から南へベルメ方面へ向かい途中右へ入る。約27km、約40分。
Google Map座標:-21.695578, -64.653009
タフサーラの砂丘 Photo by Okano
タフサーラ
Tajzara
タリハ市からサーマ山脈を超えるとそこはタリハのアルティプラーノ地帯。その南方にタフサーラ自然保護区がある。「プレインカの道」トレッキングの出発地でもあり、また砂丘、いくつかの湖がある。ビクーニャやリャマを見る事が出来る時もあり、湖にはフラミンゴも飛来したりする。
場所:タリハ市内からポトシ方面へ北上し、サーマを超えてからイスカヤチ方面へ南下。イスカヤチをさらにユンチャラ方面へ南下する。約115km、約2時間20分。
Google Map座標:-21.814568, -65.073029
プレ・インカの道トレッキングの出発地点から見える雲海 Photo by Okano
プレインカの道
Camino Preincaico
サーマ山脈自然保護区の中を「プレインカの道」が通る。サーマの上のプフサーラから山麓のピーノ・スッドゥまで下るトレッキングツアーがある。
場所:タフサーラの手前のプフサーラからサーマを横断し麓のピーノ・スッドゥまで下る約17kmのトレッキング。
Google Map座標:-21.749764, -64.918012
サン・ロレンソにあるモト・メンデスの生家 Photo by Okano
サン・ロレンソ
San Lorenzo
タリハ土産でも有名なお菓子「ロスケッタ」の里。サン・ロレンソのパンも有名である。またこの町にはタリハ独立戦争の英雄エウスタキオ・メンデスの生家があり、博物館となっている。
場所:タリハ市内からトマティータスを通り抜け更に北進。約15km、約30分。
Google Map座標:-21.417933, -64.749476
大地の裂け目 アンゴストゥーラ Photo by Okano
アンゴストゥーラ
Angostura
大地の裂け目「アンゴストゥーラ」。高さ100mの断崖絶壁。
何百年もの昔、タリハの中央渓谷とその一帯は大きな湖だった。しかし、第四紀(258万8000年前から現在までの地質時代の期間)の初めに起きた地震が、地表に大きな変化をもたらした。その変化の一つが現在「アンゴストゥーラ」と呼ばれる亀裂で、これにより湖の水は抜け、タリハの肥沃な盆地が生まれたと言われている。
場所:タリハ市内から南へベルメ方面へ向かい、コンセプシオンへの分岐点よりもさらに南進。約27km、約35分。
Google Map座標:-21.705180, -64.599301
サーマ山脈から見たタリハ盆地 Photo by Okano
サーマ山脈
生物国定保護区
Reserva Biológica
Cordillera de Sama
タリハ盆地の西に連なるサーマ山脈。サーマ山脈生物保護区があり、タリハ市民の水の源でもある。標高4700mにも達しプーマ、ラマ、ビクーニャ、アンデス鹿、アンデスキツネ、ビスカチャ、41種の鳥、(絶滅の危機にある3種のフラミンゴ、コンドルなど)等の動物や植物、そしてプレ・インカ時代の遺跡といった考古学的要素も併せ持った場所である。
場所:タリハ盆地の西側
Google Map座標:-21.547254, -64.893603
サンタ・アナ国立天文台の望遠鏡 Photo by Okano
1984年、旧ソ連の科学アカデミーから600万ドルの協力を得て、サンタ・アナ国立天文台が出来た。ロシア製の大きな二つの望遠鏡と、2006年に日本の無償資金援助50万ドルにより出来たプラネタリウムがある。プラネタリウムは日本のGotto工業、三菱プラネタリウムマルチプロジェクタ「GOTO-GS」と直径8.5mの巨大投影スクリーンを備えている。またここはボリビア標準時を決める原子時計を持つ場所でもある。申込を行えば夜間、一般市民も星の観測をさせてもらえる。
場所:タリハ市内から南へベルメ方面へ向かい、コンセプシオンへの分岐点手前を左へ入る。約16km、約30分。
Google Map座標:-21.595923, -64.624045
ベルメホと接するアルゼンチンとの国境渡し船 Photo by Okano
ベルメホ
Bermejo
ベルメホ川を隔ててボリビアとアルゼンチンとの国境に位置するボリビア最南端にある都市。国境の橋、或いは川を横切る渡し船に乗るとアルゼンチン側のアグアス・ブランカの街につながる。「エル・カホン」は釣りスポットとして有名である。因みにタリハ市内等で売られている魚でベルメホ産のサバロはアルゼンチンから輸入されたものである。
場所:タリハ市内から南へ国道1号線を終点までひたすら南進。約200km、約3時間。
Google Map座標:-21.595923, -64.624045
エントレ・リオスの公園と教会
エントレ・リオス
Entre Rios
タリハ県オコンノール郡の都市。グァラニー族の主要な街の一つである。標高1230mの山岳地帯にあり、タンボ川とパホーナ川の合流地点に位置する。
10月には聖母グアダルーペ祭りが行われる。
またこの街から北へ25kmほど行ったタキージャには「ピンクの塩」の岩塩鉱床がある。
場所:タリハ市内からサンタクルス方面に向かう国道11号線を東進。約85km、約2時間20分。
Google Map座標:-21.525770, -64.171845
ビジャモンテスにある絶壁の道 ラ・アンゴスタ
ビジャモンテス
Villamontes
タリハ県グラン・チャコ郡の標高388mにあるビジャモンテス市。ピルコマーヨ川面して発達し、ビジャモンテス産の魚は有名である。パラグアイとのチャコ戦争ではボリビア軍の本部として機能し、戦争末期には防衛の最終ラインとなった場所である。街にはそんなチャコ戦争関連、ガラニー文化関連の見所がある。
ヴィジャモンテスからタリハに向かうと直ぐに断崖絶壁の中を道が走るピルコマーヨ谷に差し掛かる。
場所:タリハ市内からサンタクルス方面に向かう国道11号線を進み、エントレ・リオスをさらに東進。約230km、約7時間30分。
Google Map座標:-21.260986, -63.475674
エル・コンドン統合運営地区国定自然公園のサボテン群
エル・コルドン
統合運営地区国定自然公園
Parque Natural y Área de Manejo Integrado El Cardón
タリハ県アビレス群にクルキと言う集落がある。そこの2003年に指定されたエル・コルドン統合運営地区国定自然公園へ行くとあたかも周りから巨人に見られているように感じる。巨大なサボテンである。ここはメキシコに次いで世界で2番目に広大なサボテンの保護区である。広さ2万5千ヘクタール。12種類のサボテンが色々な色の花を咲かしている。
場所:タリハ市内から約78km、イスカヤチを南下しエル・カンパナリオを右に入って山を越えていく。約2時間。
Google Map座標:-21.492499, -65.069457
コンドルの谷のパベジョン山脈
コンドルの谷
Valle de Cóndores
いわゆるパベジョン山脈。タリハ県アニセト・アルセ郡に位置する。乾燥したアンデスのアルティプラーノ地帯とアマゾンの亜熱帯林地帯の中間に位置し、自然環境豊かな温床が25km以上に渡り続いている。この自然の聖域に約200羽のコンドルのつがいが生息し、世界最大のコンドルのコロニーが形成されている。谷にある集落はロシージャス、サン・フランシスコ(10km)、エル・カルメン(10km)
場所:タリハ市内から国道1号線をベルメホへ向けて進み、パドゥカーヤから国道23号線をチャグァヤへ向かう。パドゥカーヤから約8km進んだところで国道45号線へ左に入る。タリハ市からロシージャスまで約63km、約1時間20分
Google Map座標:-21.934296, -64.782268
タリキア動植物国定保護区
タリキア動植物国定保護区
Reserva Nacional de Flora y Fauna Tariquìa
1989年に指定された動植物国定保護区。24万6870ヘクタールの保護区域を有し、手付かずの生物学的希少性を有している。タリハ県のアニセト・アルセ、アビレス、オコンノール、グラン・チャコの4群にまたがる。
場所:
Google Map座標:-22.188673, -64.518888
アグアラグェ郡山自然地区統合運営国立公園
アグアラグェ群山自然地区
統合運営国立公園
Parque Nacional y Área Natural de
Manejo Integrado
Serranía de Aguarague
タリハ県グラン・チャコ郡の東に位置する2000年に設立された国立公園。この地域はトゥクマン・ボリビア森林(半湿潤森林)とチャケーニョ山岳森林が結びついているため、多様な動植物が生息しているのが特徴である。
場所:
Google Map座標:-21.237027, -62.619461